無線従事者の資格をとるには
無線従事者になろうとする者は、総務大臣の免許を受けなければなりません。
無線従事者の資格は、次の方法により取得することができます。
1 国家試験を受験する方法
資格別に行われる無線設備の操作に必要な知識及び技能について行う国家試験を受験し、合格することにより資格を取ることができます。
当協会は、総務大臣から電波法令に基づく無線従事者国家試験の実施機関に指定され、すべての資格の国家試験を実施しています。
2 養成課程を受講する方法
養成課程は、試験科目の国家試験に合格するに十分な知識及び能力を養うことを目標として実施する授業を受講し、修了することにより資格を取ることができます。対象となる資格は総務省令で定められています。
当協会は、総務大臣から電波法令の規定に基づく認定を受けて、無線通信士及び特殊無線技士の資格の養成課程を実施しています。
3 認定講習課程を受講する方法
一定の無線従事者の資格及び業務経歴を有する者が、認定講習課程を受講し、修了することにより国家試験を受けずに上位の資格を取得することができます。
当協会は、総務大臣から電波法令の規定に基づく認定を受けて、認定講習課程を実施しています。
4 学校で無線通信に関する科目を修めて卒業する方法
無線通信に関する科目を修めて大学、短期大学、高等専門学校、高等学校又は中等教育学校を卒業することにより、一定の無線従事者の資格を取ることができます。
総務大臣の認定をうけている学校の一覧は以下をご覧ください。